文化・芸術

2011年7月26日 (火)

日生劇場

  日生劇場でミュージカル「三銃士」を見てきました。
  野沢那智さんの長男、聡くんが三銃士の役で出ていたので、招待されたのです。
  久しぶりの芝居見学で、ほんと楽しかったです。三銃士のストーリーそのものは昔から知っているものですが、演じる役者さんたちの力量が素晴らしく、あっという間に時間が過ぎてしまいましたよ。
  聡くんも背が高いので見栄えがしてとても素晴らしかったです。その他の役者さんたちもとても気合いが入っていて、素晴らしい出来なのでびっくりしました。
  途中で、日生劇場の外も場内も警備の方の姿が多いのに気がつきました。
  さすがは一流の劇場、警備にも力を入れているなぁ、と思っていたらなんと皇太子殿下も観劇されておりました。もしかしたら、子供たちの姿が多かったので愛子さまもご一緒だったのかもしれませんね。10mも離れていないところで、殿下と同じ芝居を観ることが出来たというのは望外の喜びでした。
  芝居がはねて外に出ると、帝国ホテルの脇の道路は護衛の車でいっぱいでしたよ。
  楽しい時間を過すことができ、聡くんには感謝感謝の一日でした!

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2011年2月15日 (火)

舞台!!!

  CHANTING HILLという舞台を観てきました。
  ケイ・タケイさんという方が主宰されている舞台ですが、能楽研究会の先輩であるF氏が出演しているということで、別な意味での興味があって観劇したのです。
  別な意味とは、作品としての舞台そのものよりも、F氏が舞台でどのような演技をするのかということのほうに興味があったということです。
  7人ほどで日暮里のサニーホールに押し掛けました。
  ところがところが……、観ているうちにどんどん舞台に引き込まれていきました。
  前衛芝居ということで、自分ながらの解釈をしながら観てしまったのですが、なんとなんと、私の活動の範疇ではないかと思われる所作が随所に現れ、いささか自分の舞台解釈に酔ってしまいました。
  舞台で演ずる方々の所作が、或る時は「居合の型」であり、或る時は「形意拳」であり、或る時は「古式宮舞い」であり、或る時は驚くなかれスリランカ古舞踊に見えたりするのですから……!

  F先輩の動きも見事でした!
  まもなく70歳とは思われぬ若々しい動きをされて、後輩として反省しなければという気持ちにさせられましたよ。
  或る意味、この舞台はF先輩によって成り立っているのではないかとさえ思ったほどでした。(これは、お世辞抜きに、純粋にそう思えましたよ)

  芸術の素晴らしさを堪能させていただいた舞台でした。
  日ごろから居合で鍛えている先輩の肉体は美しく、引き締まった風貌と相まって素晴らしい時間を造り上げておられました。
  この舞台を観ることが出来たことに感謝です!!!
  観劇の後は7人で中華料理を堪能しましたが、俳優を目指して頑張っている3人の娘たちにとっても刺激となった舞台だったようです。

  芸の世界とはすごい世界です!

  今日は、故野沢那智さんのお別れ会!
  東京会館での式典にご招待を受け参加してきました。
  行ってビックリです!
  広い式場に溢れんばかりの人、人、人です!
  テレビなどで見たことのある顔がそこかしこ……です。
  会場で何枚かの写真を撮ってきたのですが、どの写真にも有名人が映り込んでしまい、ブログに掲載することができないほどです。(これはいささか残念ではあります)
  改めて思いましたよ。
  那智さんはスターだったのだ……と。
  那智さん、那智さんとか、ふざけて、兄貴~などと呼んでいたことがいかに失礼だったか……、赤面しております。
  日本を代表する声優や俳優の方々のスピーチも素晴らしく、時間の経つのを忘れてしまいました。

  会が終わり東京会館を出ると、丸の内界隈は一面真っ白な雪に覆われておりました。
  バレンタインデーの大雪!
  野沢那智さんのお別れ会!
  もちろん、那智さんを忘れることはありえませんが、特に印象に残る一夜になりました。

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2010年2月 8日 (月)

再び、本庄市へ

 またまた、本庄市のS博士のところへ行ってきました。
今回はレイランド(株)の仕事の打ち合わせということで、O氏とともに訪問したのです。
仕事の打ち合わせはシゴク順調に進み、今月某国の副大臣ご一行の来日が決定し、4月には私達が某国の大統領に会うべく訪問することになりました。
仕事の話のあと、私にはもう一つ、「渡辺崋山」他の美術品に触れたいという希望がありました。
仕事の話が終わるやいなや博士に懇願すると、しごく簡単に、そして快く許してくれました。
写真撮影の許可を願い出ると、これもあっさりOKです。
たっぷり見学させていただきました!
崋山のほか、勝海舟の書、棟方志向の絵、人間国宝の方の彫刻、天皇陛下御下賜の漆器、その他沢山の品々を見せていただきました。
本当に目が眩むようです!
途中までデジカメで撮影していたのですが、もうそれどころではありません。
特に印象深かったのは、布袋様の絵です。
この渡辺崋山の布袋様が、な、なんと、私の敬愛する「品川和尚」の雰囲気にそっくりではありませんか!!
そして、線で描かれたそのタッチの見事なこと!
どう訓練したらこのような線が出せるのでしょうか?
本当に驚くしかありません。

 写真に写してきたものの一部を載せましたので、その雰囲気だけでも味わってみて下さい。
本当に、芸術品を造る人の才能は・・・・・・。
素晴らしい時間をいただき、誠に有難うございました。

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2010年1月11日 (月)

靖国神社40年

 今朝の目覚めは実に清々しい気持ちです。
今から朝恒例の稽古と「送氣」を行うのですが、あまりに気分が良いのでブログを更新しています。
心が高ぶっているのですね。
それは、昨日の靖国神社奉納「連吟、仕舞」の会での興奮がまだ残っているからのようです。
正月恒例の靖国神社奉納の舞台も40年以上となりました。
思えば、人生はるばると来たものです。

 舞台の前に、まずは全員で奥の院でお祓いを受けました。
なかなか一般には入ることが許されない奥の院でのお祓いは、何度受けても厳粛で、身の引き締まる思いがします。
それから早速舞台での奉納です。
お目出度い連吟「鶴亀」から開始です。
今年の一番目の謡いで、私はなんとシテを仰せつかりました。
心の中で、よしよし・・・今年はついているぞぉ、と感激していましたよ。
今年も、観世流、宝生流ともに大勢の仲間が参加してくれ、セッティングしてくれた幹事の方には感謝感謝です。
まことに、有難うございました。
樹徳館からも、Aさん、Eさんが参加され、舞台に上がりました。
楽しい経験をされたのなら嬉しいのですが・・・。
途中の演目では、私の仕舞奉納が連続となってしまいました。
舞ったのは、例によって「俊成忠度」と「鞍馬天狗」の二番でしたが、連続となると記憶にありません。
おそらく、普通の番組ではありえない流れでしょう。
これも正月の靖国神社の舞台ならでは、ということで大変良い思い出になりましたよ。

 奉納が終わった後は、靖国神社から沢山の破魔矢と御幣を戴き、その上、私には靖国神社の「京極高晴宮司」から戴いた感謝状までも手に入りましたよ。
十分楽しませていただいた上に・・・、誠に有難いことです。
奉納が終了した後は、これまた恒例の飲み会です。
今回は神楽坂ではなく、久しぶりに神田の街に繰出しました。
大昔の学生時代・・・♪ここはお江戸かぁ、神田の街かぁ、と酔っ払って大声をあげていたことを思い出させる街です。
大勢の仲間と、暫し学生時代の話題で盛り上がりましたよ。
次回、五月の杉並能楽堂での再会を約して帰ってきました。
仲間の皆さん、誠に有難うございました。

さぁ、気持ちよく朝稽古に入ります。
皆さん!今日の送氣は強烈だと思いますよ!

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2009年11月27日 (金)

秋の上野公園

 昨日は、暖かい陽気に誘われて上野の東京美術館に行ってきました。
毎年恒例の「新美展」が開催されており、A 画伯の絵も展示されているということで、楽しみにしているものです。
今回は、O 氏や中国人の方たちと合流しての見学でした。
偶然ながら、この中国人の方たちは田端にお住まいで、今後交流を深めましょうということになりました。
中国舞踊をされている方たちで、団長をされている方は有名な藩さんという先生から中国気功を学ばれており、今後気功の技の交流も行いましょうという話になりました。
今後が楽しみですね。
新美展の作品群は素晴らしいものばかりで、圧倒されましたよ。
しかし私にはやはり A 画伯の作品が大好きで、その三部作の前で良い心地でしばらく佇んでおりました。
賞をとった作品の一部を撮影してきましたので、皆さんもその雰囲気を感じてみてください。
ともあれ、秋晴れの楽しい一日をすごすことができました。
誠に、有難うございました。

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2009年6月29日 (月)

異次元コラボ

 昨日の日曜日、代々木能舞台に行ってきました。
能楽堂なのですが、今回は能の鑑賞ではありません。
落語「柳家さん喬」と二胡奏者「程農化」両氏の、不思議なコラボレーションの舞台を観にいったのです。

 梅雨時特有の雨が降りしきる新宿駅で K 嬢と待ち合わせ、招待してくれた池田医師の待つ能楽堂へ向かいました。
能楽堂に着くと、中からかすかに二胡の音が聞こえてきます。
実を言うと、私は二胡を聴くのが今回初めてなのです。
他の楽器とともに演奏しているのを聴いたことは、中国に滞在していたときにありましたが、今回は二胡の単独演奏ということで、本当に楽しみです。
池田先生は既に到着されており、私と K 嬢は特別の席に案内していただきました。
能楽堂の雰囲気は、いつも何かしらの「におい」を醸し出しています。
「技」の染み付いた歴史の重さは、それだけで私達の感性をただならぬ世界に引き込んでしまうようです。

 まず最初に、程先生のお弟子さん四人による、二胡の演奏です。
女性4人による演奏は、なかなかに優しく、楽しめましたよ。(最初に演奏した「エーデルワイス」はいらなかったかも・・・)
そして、いよいよ程農化先生の二胡独奏です。
驚きました!
二胡という楽器がこれほど肉感的な、そして奥深く、様々な音色を醸し出すことが出来るとは思いもよりませんでした。
三曲ほど聴き、その世界に圧倒されつつも馴染んできたころ、程先生の作曲された「さくら回想曲」という演奏に入りました。
この曲には、それこそ魂を揺り動かされましたよ。
さくら花の持つ「はかなさ」とその裏側に潜む「ぶきみさ」との凄まじい葛藤!
めくりめく両者の相克の旋律を奏でる奏者の巧みさ。
昔、埴谷雄高の小説を読んだときに感じた時と同じような戦慄が背中を走ります。
40年前にフィードバックしたような状態は、それはそれで嬉しい感覚なのです。
観客が日本人ばかりということもあり、その感性に考慮したのでしょうか、後半部分に日本唱歌「さくら」をアレンジした旋律をいれ、自然の情景に戻してしまったのが私としては少し残念な思いもしましたが、ともあれ素晴らしい一曲ではありました。

程先生の演奏が終わり、次が「さん喬師匠」の落語「寝床」です。
何度も聴いたことのある演目ではあるのですが、古典落語の重鎮といわれる師匠の落語は絶品!
腹を抱えて笑い転げて一席を楽しみましたよ。

そしていよいよ本日のメイン、さん喬師匠と程農化先生の不思議なコラボの開始です。
演目は「牡丹燈記」。
落語中興の祖といわれる「円朝」が、「牡丹燈篭」という名作をつくる「種話」となった中国古典の話です。
さん喬師生の話に合わせて、程先生の二胡の音色が重なるのですが、驚きました!
落語と二胡の音色のコラボが、これほど見事にマッチするとは思いもよりませんでした。
素晴らしい!
まるで、品川和尚がおっしゃる「異次元」との接続、ディメンションとの邂逅です。
とてもとても・・・、論評など言えるはずもありません。
ただただ、その世界に引きずり込まれて時間が過ぎて行きました。
チャンスがありましたら、どなたも一度触れてみることをお勧めいたします。

雨の日曜日、この素晴らしい時間をもたらしてくれた池田先生に、ただただ感謝、感謝です。
誠に有難うございました。

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2009年6月 6日 (土)

雨蘭咲木子さん

 今日は、雨の青山に行ってきましたよ。
目的は、「雨蘭咲木子」さんの舞台を観ることです。
青山円形劇場で、「Second Lesson」という芝居を観ました。
久しぶりの観劇に感激しましたよ。(シラーッ)
ウランさんの舞台を観るのは実は今日が初めて。
実にイキイキとして、ウランさんがいなければ成り立たない芝居でしたよ。(決して、身びいきではなく・・・)
20数回の衣替えも何のその、少しも乱れることなく長丁場をやりぬいたその根性に拍手です!
今日は「伊東家の食卓」のメンバーや「サプライズ」のメンバーもいっしょで、終演の後ウランさんと楽しい交歓を持つことができました。
楽しい時間を、本当に有難うございました。
今夜は、芝居の余韻に浸りながら眠りにつきます。
そうそう、なんと隣の「青山劇場」で石田純一さんの「女信長」の舞台が、やはり今日から開演なのです。
これはぜひとも観に行かねば、石田君に怒られそうですね。
今月は、どうやらお芝居にはまる月のようです。

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2008年11月28日 (金)

東京都美術館

 昨日からの雨があがり、雲ひとつない、じつに清々しい一日となりました。
爽やかな陽の光の中、上野の美術館に行って来ました。
上野の東京都美術館で開催されている「新美展」に、先日素晴らしい絵をいただいた「天利 龍太郎」画伯の絵が賞を受けたということを聞き観に行ったのです。

 上野公園に行き、びっくりしました。
すごい人の出です。
数々の催し物が開催されており、学生さんたちの団体とともに目立ったのが老夫婦のカップルです。
ゆっくりと上野の森を散策する二人連れの光景は、見ているこちらまで心が和みます。
見事に色ずいた銀杏の大木を背景に、そこかしこで記念撮影です。
あまりの美しさに、私もデジカメのシャッターを押しまくりましたよ。

 展覧会は、同じ会場でフィメール展が開催されていることもあり、行列までできていました。
「新美展」会場に入ると、展示されている絵画の洪水に圧倒されました。
油彩絵あり、水墨画あり、アクリル画あり、日本画あり、コラージュあり、そして水彩画や写真まであるという大展覧会です。
ほとんどの絵が100号以上あり、その迫力たるや・・・!
写真撮影 OK という粋なはからいに感激し、すべての作品を撮影してしまいました。
賞を得た作品のほとんどを下記に掲載しましたので、その雰囲気の一端をお楽しみ下さい。
身びいきかもしれませんが、私には「天利 龍太郎」画伯の絵、三点「風輝為我来」に心引かれました。
天利画伯にはめずらしいモノクロ画ですが、その迫力たるや他を圧倒するばかりです!
素晴らしい波動までも伝わってきて、しばらくその前から動くことができません。感激しました。
この絵には既に購入希望者がいるということで、その時ばかりはチョットお金持ちを羨ましく思ってしまいましたよ。

 ともあれ、チョットばかり芸術の秋を満喫した一日でした。
この素晴らしい時間に招待していただいた天利御夫妻に、心から感謝です。

 田端に帰ってくると、偶然、天利御夫妻を紹介してくださった O さんから電話があり、絵を見てきたことを申しますと、これまた偶然に天利夫人とご一緒しているということで、またまたそのシンクロニシティに驚きです。
O さんとは日本テレビの収録にあわせて、来週銀座でイッパイということになりました。
場所は当然ママのお店です。
来週の日本テレビの収録には、大勢のタレントさんが出演してくれるので、ミーハーの私としては何人か誘ってイッパイということにしたいと思っております。

 さて、明日からは泊りがけで長野行きです。
この旅も、きっと楽しい時間をもたらしてくれることでしょう。
友人、知人そして仲間の皆さんに感謝、感謝です。
誠に、有難うございます。

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2008年3月22日 (土)

舞台

 昨日は、三越劇場へ野沢聡君の舞台「プリズンホテル」を観にいってきました。
偶然、真夏竜さんも出ていて、ホント楽しかったです。
真夏さんと聡君のからみも多く、2時間超の舞台でしたが、あっという間でしたよ。
終演後、楽屋に行き聡君にねぎらいの言葉をかけている時、真夏さんも来られ久しぶりの再会に話もはずみましたよ。
楽しい時間を過ごし、一日中満足感に浸って過ごしました。
大変、贅沢な一日でした。有難うございました。

Mitukoshi

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