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2005年12月18日 (日)

アインシュタイン博士の言葉

 最近、新聞やテレビを見ることが辛くありませんか。耐えられないニュースばかりです。「人間」はいったいどうしたのでしょうか。特に我々日本人には、歴史をみてもこんな殺伐とした時代があったのでしょうか。とても信じられない惨状です。中学生のころ「小泉八雲」の書いた日本人論を読んで、日本人であることに大いなる誇りを持った昔。あの日本人であることの感激は今や悲しみでしかないのです。若い人たちに誇りを与えることができない我々中高年の責任を痛感しています。

 しかし、私の周囲の人々を見回してみると、今の日本の落ちた状況が信じられないほど、素晴らしい人ばかりなのです。これはいかにもおかしい。一昨日もN弁護士の招待で六本木の集まりに参加させていただきましたが、20歳代から70歳代と世代を越えた集まりにもかかわらず、素晴らしい人々ばかりなのである。おかしい・・・。これほど素晴らしい人が多いにもかかわらず、何故、世の中が素晴らしい流れを「本流」としないのか。私の知らないいやな人間の多い「世間」という人の流れが「本流」としてあるというのか。私にはわからないが、回りの素晴らしい人々とともにすこしでも「小泉八雲」が讃えた日本、そして日本人に立ち返りたい。皆さん、アインシュタイン博士が日本を訪れたとき残された言葉をご存知ですか。

「世界の将来は進むだけ進み、その間、幾度か争いが繰り返され、最後に戦いに疲れる時がくるであろう。その時、世界の人類は必ず真の平和を求めて、世界的盟主を上げねばならない時がくる。この世界的盟主となるものは、武力や金力でなく、あらゆる国の歴史を超越する最も古くかつ尊い国柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まってアジアに帰り、それはアジアの高峰『日本』に立ち戻らねばならぬ。我々は神に感謝する。天が我々の為に日本という尊い国を作ってくれたことを・・・。」

 アインシュタイン博士が、我々を買いかぶっていたのではないことを示したい。

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