教え・導き・知識

2012年12月25日 (火)

教え

  今日で全ての年賀状を出し終わりました。
  さすがに、200枚を越える枚数の手書きは堪えました。
  これだけ書いてもまだ書き残しが出るのでしょうね。
  嬉しい悲鳴です!

  今日はクリスマス・イヴということで、七面鳥の燻製とローストビーフを持って川口のT会長を訪ねました。
  最近、一年に一度か二度しかお顔を見ることがなくなってしまって残念なのですが、これは全て私の無精のためです。
  会長に昼飯をご馳走になりながら沢山のことを教えてもらいました。
  さすがに先人の知恵、為になることばかりで今更ながら会長の存在が有り難く感じられます。
  御陰で、この一ヶ月ばかり迷っていたことも霧が晴れるようにすっきりしましたよ。
  怒られる先輩がいるということは本当に有り難いものです。
  最近の会長は、馬主ということですっかり競馬にはまっており、競馬の面白さや裏話などを話される時は、実に楽しそうです。
  利益どうですか?と聞くと、儲けさせてくれる馬のことばかり話されます。
  何頭もお持ちなので、トータルではトントンみたいです。
  来年には、馬主席で観戦することをお願いして別れてきましたが、本当に大好きな会長です。
  来年から始めようと準備している仕事について話をしたところ、いつものことながら私の資金の心配です。
  大丈夫です、と言いながらもしやのときはお願いするようなニュアンスの話をしますと、会長、いつもの優しい眼差しで笑顔をみせてくれましたよ。
  本当に有り難い先輩なのです!

  今夜は、会長との暖かい会話を思い出しながらゆっくり寝られます。
  心の迷いもすっかり消えましたので……!

  誠に有り難うございました。
  良いお年をお迎えください!

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2012年7月17日 (火)

京都!

  昨日は恒例の京都、和尚さんのところに行ってきました。
  和尚さんの話が面白く、いつもより遅くまでお邪魔してしまいました。
  和尚さん始め、奥様、娘さん、そして四天王のFご夫妻、Y社長等々、皆様本当に有り難うございました。
  今回もいつにもまして目が開く思いがするお話しと共に、F氏と和尚さんにはこの1ヶ月間悩んでいたことを吹き飛ばして頂き、感謝に堪えません。
  また、同じ悩みを同じ時期に四天王のお一人も感じていたと云うことがわかり、少なからず肩の荷が下りた思いです。
  成果の多い京都行きでした!

  お寺の植え込みは夏本番で、空欄の華が可憐ながら咲き誇っております。
  和尚さん自慢のヤマユリの花は、本当にびっくりするほどの大きさです。
  写真に撮りましたが、比較するものをいっしょに写り込ませなかったのは大失敗でした。
  とにかく、大きいのです!
  それと、四つ葉のクローバーを見つけました!
  何か幸せが訪れるかもしれませんね。
  和尚さんに教えて頂いた葵の葉は、本当に徳川の紋そのものなのですねぇ。
  これまた可憐な葉です。

  今回も、和尚さん発明の不思議なそして凄いものを頂いてきました。
  写真にありますが、黒い小さな物質は何だと思いますか?
  実は驚きのパワーを秘めた物質なのです!
  その威力に驚き、和尚さんに沢山欲しいとおねだりしましたが、今あるものが最後の品なのだそうです。
  もう造る予定はない、しかしそれだけで十分だろう、と言われるのです。
  たしかに私だけなら十分なのですが、欲しい人はたくさんいるので……、と言いかけてあきらめました。
  半永久的に持つものなので、これから色々考えます。
 
  もう一つは、色鮮やかな七枚のシールです。
  奥さんと娘さんが見つけてくれたもので、これももう造らないと言われたものです。
  和尚さんに欲しい人が沢山います、と云ったらお前が造って売り出せば良い、と言われましたので、売るのはともかく、まねをして幾つか造り欲しい人に差し上げようと考えております。

  残念なことが一つ……。
  「寺子屋勉強会」のCDが、写真にあるNO,61で終わりです。
  インパクトのあるナンバーの数々……。
  法隆寺の建物は何故シロアリの被害を受けないのか……等々。
   知識と知恵の宝庫であり、時には人生観さえ変えてしまうほどのインパクトがありました。
  これを機会にもう一度聞き直してみようと思います。
 
  ともあれ和尚さん、Fさん、お疲れ様でした!
  そして、有り難うございました。

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2012年6月 6日 (水)

京都

   定例の京都に行ってきました。
   今回も、陰陽氏、M社長の三人旅です。
  いつものように沢山の知識を得ることが出来ました。
  今回は和尚さんのほかに四天王の内三人までがそろっており、楽しく交流することができました。
  皆さん、本当に有り難うございました。
  内容については、ここでお話しするのはちょっと難しいです。
  教室で折に触れてお話しすることにいたします。
  一言、今回もとてつもないお話しを沢山聞くことができたということです。
  震えがくるほどのお話しなのですが、和尚さんの口からさらりといわれるとうっかりするとその時には気が付かないことすらあります。
  後になって、背筋が凍り付くような思いをすることが多いのです。
  今回もまさにそのようなお話しが沢山ありました……。

 
  昨日は火曜日、いつものように日本TV「火曜サプライズ」の収録にいってきました。
  そこで、嬉しいことが二つありました。
  一つは、先週の「火曜サプライズ」の視聴率が全ての放送局の番組の中での「週間ベスト5」に入ったことです。
  アットホームな番組の作り方が、中高年層に好まれた結果のようですが、このような奇をてらわない番組が高視聴率を上げたと言うことに嬉しい思いがいたします。
  もう一つは30年近い交流のある歌手で俳優の「岸田敏志」さんが私の部屋を尋ねて来てくれたことです。
  さっそくチーフに紹介し、番組で何か出番があるようにお願いしました。
  チーフも快く応対してくれたので、そのうち出番があるかもしれませんね。
  楽しみです!

  今朝は、恒例の朝稽古に入ろうとしたところ、地震が起こりました。
  震源地は伊豆の方らしいのですが、少し氣が乱れました。
  今、氣が収まるのを待っているところです。

  今朝も良い稽古ができますように……。

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2012年1月12日 (木)

無財の七施(しちせ)

  正月の様々な行事もほとんど終わり、まもなく通常の生活が戻ってきそうです。

  今週月曜日は、毎年恒例の靖国神社における奉納「謡い、仕舞、舞囃子」の会に参加してきました。
  もう40年以上続けている催しで、靖国神社で配布されている小冊子に自分の名前が掲載されているのを見るのは嬉しいものです。
  今年は、舞囃子が多く出せたので、私の仕舞も一番だけ、春にふさわしい「俊成忠度」を舞わせていただきました。
  成人の日ということで、神社には本当に沢山の方が参拝されており、その人たちの前で舞うことができるのは嬉しいものです。
  練習不足で、あまり良い出来ではありませんでしたが、自分だけは大いに満足し堪能しましたよ。
 

  昨日は今年初めての日本TV、「火曜サプライズ」の収録で汐留スタジオに行ってきました。
  私の部屋も沢山のスタッフの方々に来ていただき、少しはお役にたっているのかな、と思い充足した一日を過ごしてきました。
  今年も宜しくお願いいたします。

  品川和尚から頂いた日めくりカレンダーの今日のお言葉、「無財の七施」が心に突き刺さります。
  この言葉は仏教の教えの行、六波羅蜜の行の第一番目にある言葉「布施」いわゆるほどこすということです。
  財施・法施・無畏施の三つの布施の行があるが、地位や財産などが無くても誰でもできる行、それが「無財の七施」であると説かれています。
  この七つの施しとは、
  1,眼施(がんせ)
  2,和顔施(わげんせ)
  3,愛語施(あいごせ)
  4,身施(しんせ)
  5,心施(しんせ)
  6,牀座施(しょうざせ)
  7,房舎施(ぼうしゃせ)
  の七つで、人に対する思いやりや優しさに溢れた言葉です。

  今日の日に、この言葉が現れたということの意味をしっかり考えてみました。
  というのも、私たちは品川和尚の日めくりカレンダーに現れるその日の言葉の怖さを知っているからなのです。
  昨年の震災前後の言葉には、私をはじめ生徒の皆さんも戦慄したものでした。
  そこにはあまりにもその日の状況を的確に表す言葉が書かれていたのです。
  今年に入ってからのカレンダーの言葉も、またまたその日に合致した戦慄の意味を投げかけております。
  そのため、今日の言葉にも深い意味合いを感じてしまうのです。
  これから、我々が出来る無財の施を皆さんと考えていくことにいたしましょう。

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2011年10月 3日 (月)

畏怖するということ

  京都に行ってきました。
  今回も陰陽真澄氏との二人旅です。
  しかし今回の訪問で、おぼろげながら和尚さんの教えの門が見えてきたように感ずることが起こりました!
  まさに畏怖です!
  例によって和尚さんの「階段レクチャー」が終わり、おやつの時間ですよ、ということで本堂で皆さんとお茶をしていたのですが、ふと気が付くと四天王の一人F氏の姿が見えません。どうしたのかと探すとF氏はまだ階段に座り物思いにふけっているのです。
  どうしましたか?と声をかけると、F氏はあの素晴らしい笑顔をみせながら、分った!何となくだが分ったような気がする!と言うのです。即座に、先ほどまでの和尚さんの「施療レクチャー」の効力原因の秘密についてのことだと感じましたので、どう分りましたか?と尋ねると、F氏はもう少し確信してからお話しますと言います。
  このF氏の熱心さにはいつも頭が下がります。
  和尚さんのレクチャーが終わった後、一人でそのことを考え続けていたのです。
  遅ればせながら私ももう一度階段に座り、今日の和尚さんの施療レクチャーの効力がどうして発生するのか考え始めました。

  今までなら、考えがまとまらずF氏に教えてもらおう・・・と思考を止めていたに違いありません。
  しかし、この一週間ほどの私には何かおかしな現象が起こっております!
  おぼろげながらその答えが分ったような気がするのです(後でF氏に確認すると、ニッコリとうなずいてくれましたよ)。
  その思考を巡らしていたとき、面白いことが起きました。
  今まで和尚さんにお話やCDなどで教えていただいたことの幾つかが頭に蘇ってきたのです。その幾つかを以下に列挙しますが、どうしたことでしょう!
  「脳内には、生理的にわかるメカニズムと、わからないメカニズムがある」
  「氣功師はクオークとレプトンを知らなければいけない」
  「宇宙論と難病との関連・地球への宇宙的干渉」
  「本当の眠りをもたらす氣施氣療法」
  「正しい生き方のリズムと方向性」
  「宇宙の始まりを粘菌から考える」
  「すべては自然の一部」
  「宇宙の風のゆらぎ、それが生命の最初の素」等々……

  病気施療方法について、もしかしたら重大な発見をしたかもしれません!
  発見と言うよりも、和尚さんの教えを繋いでいくと一つの方向が見えるのです。それはまた「妙光錦」や「妙光波」「妙光マーク」などにも続く方向でもあるように感じられます。
  驚きとともに、背筋の凍るような畏怖の感覚が襲ってきております。
  「もしかしたら……、これは……」
  教室の皆さんと意見を交換してみたいと思っております。

  この一週間、おかしなコトが起こりすぎております!
  真新しいテレビがおかしなことになっている……!
  部屋の電気がついたり消えたり、スマホの画面に出した覚えのない記事が現れていたり、神棚の水が黄金色に染まり、香しい匂いを発していたり数多くのシンクロニシティ現象が起こったりと、頭がおかしくなりそうです。
  このブログを更新中に、今また電源の入っていないデッキが突然鳴り出しました。これは何なのか……明日、ビックカメラのメンバーに聞いてみよう!!!

 

 
 
 

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2011年9月10日 (土)

ドクターG

  私の大親友で、スリランカのDr.Gことンナナスマナ・セアロ導師が日本に来られます!!!
  待望のDr.Gの来日は11月18日からの10日間です。今回は英国から日本に立ち寄っていただくことになりました。滞在中に導師の講演と施療実践をお願いいたしました。まだ確定ではありませんが、場所は丸の内の東京会館を予定しております。施療は東京会館のほか当樹徳館と日本テレビ内を予定しております。
  今回の来日に当たってはスリランカ大統領を始め、スリランカ国、スリランカ領事館、日本テレビ、電通、出版社数社等々のご協力を仰ぎました。
  上座部仏教の秘技の数々を会得されたDr.Gの能力は驚愕するものがあります。ぜひその技をもって病に苦しむ日本の多くの方々に光を与えてほしいと考えております。このブログばかりでなく幾つかの手段を通じて今後の詳しい情報をお伝えしてまいります。

  どうか、ご期待ください。
  Dr.Gの能力や人となり、施療方法やその効力等々については、どうぞ遠慮なく当樹徳館にお問い合わせください。出来るかぎりの情報をお伝えいたします。

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2011年5月23日 (月)

無知

  生まれ生まれ
  生まれ生まれて
  生の始めに暗く、
  死に死に死に死んで
  死の終わりに冥し(くらし)

  自分も大分勉強したかな、と思っていてもまだまだ無知であることを思い知らされることが多々あります。
  ……土曜日から筑波に帰っておりました。
  久しぶりの帰省なので古い友人と会いたくなり、高校時代の同級生と会ってきましたよ。
  驚いたことに彼は大変若々しく、顔などピカピカと光っております。
  まさか、高校時代のようとまでは言えませんが、おまけすれば40歳代でも通るほどの容姿を保っております。
  その若々しさに幾分圧倒されながら、久しぶりの会話を楽しみました。
  彼とは高校生のころにいつも討論し合い、7対3ぐらいの割合でマイッタ! と言わされてきました。
  実に尊敬すべき智慧、知識の持ち主なのです。
  十数年ぶりの遠慮のない討論に、心のうちでは「勝ってやろう! 」という思いも湧いておりました。
  ところがところが……、今回もまた私の負けでした!
  でも、負けて清々しい思いの湧きあがる会話でもありました。
  これはもう、来世に持ち越して再度挑戦せねばなるまい、という思いを強くした時思い出したのが冒頭の言葉でした。

  この言葉は、「空海」の著した真言密教の教義書「秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)」の序文の一節なのですが、中学生のころ「長 微弦和尚」に教えていただき、古い大学ノートに記録しておいたものなのです。
  意味は、何度生まれ変わっても、何度死に臨んでも、やはり無知のまま死んでいく、というようなことです。
  その意味の裏側には、現在の自分の生を一生懸命に生きなさい、という教えが込められていることは当然です。
  彼との会話のあとで、今を精いっぱい生きようという気持ちが湧きあがってきたことが清々しさに繋がっているのですね。
  実に有意義で楽しい時間を持つことができました。

  ちなみに、彼との会話の主な主題は今回の「東日本大震災」が桜の季節に起こったことから連想が始まり、梶井基次郎の作品「桜の樹の下には」から、桜の樹の下には屍体が埋まっている、という書き出しについてでした。
  主人公の、桜花の信じられない美しさは惨劇があってこそ均衡が保たれる、という不安について、今この惨劇が起きてしまった現実には不遜極まりないということからの喧々諤々ではありました。

  友人・仲間がいてこその人生、その有難さを再認識した一日となりました。
  誠に、有難うございました!!!

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2011年5月 6日 (金)

それぞれの3.11

  未曾有の大災害からまもなく2ヶ月が過ぎようとしています。
  どのような出来事が起こっても、時間は留まる事をせず、淡々と流れていくように見えます。
  でも、そこで時間が止まってしまった方々も大勢おられます。
  亡くなられた方々ばかりでなく、生きている人々でも時間が止まってしまったような状態に陥ってしまっている者もおります。
  3.11は個々人にどのような影響を与えているのでしょうか。

  今朝の氣功練功のとき、久しぶりに瞑想をしているとこんな思いが湧いてきました。
  この辺であの災害(原発についてはいまだ災害継続中なのですが……)が我々一人一人にどのような影響を与えているのかを考えてみよう、という思いです。
  私自身についていえば、忘れかけていた知識を思い起こさせたということが一番感じるところかもしれません。
  根っからの楽観主義者である私は、起きてしまった負の経験の中からどうにかして、こじつけてでもプラス要因を見付け出そうと考えるのです。
  そのような時、見付け出す源はいつも三人ビゲン(長和尚、劉師匠、小林主幹)と品川和尚から受けた教えの数々からなのです。
  今回も師の教えをなぞりながら考えを回し、なんとかプラス要因を見付け出すことができました!
  その要因の詳しい報告についてはもう少し私の考えを深く掘り下げて皆さんにお伝えいたしますが、やはりプラスにできるものはあるものです。

  今回は、小林先生と品川和尚の教えの中に大いなるヒントがありました。
  それは、五つの輪の繋がりについて考えてみるということです。
  まるでオリンピックの旗のような話ですが、五つの事象の繋がりという意味です。
  両師匠の教えをなぞって考えを回している時、このことに気がつきました。
  そこから実に不可思議な、そして恐ろしいけれど妙にワクワクするような考えにとりつかれました。
  これはもっともっと深く考えてみたい、と思わせる出来事でした。

  この時点で、瞑想から戻ってまいりました。
  なんのことはありません。
  瞑想の目的は無念無想の世界に入ることなのに、私の場合は様々な考えを巡らすことのようです。
  これでは瞑想していることにはなりませんね。
  でも、まあいいか……!
  私が瞑想しようと思い立つのは、いつも一つの動機からなのです。
  それは、人生の時間軸、生老病死の時間経過がネガティブ性の中にのみあるのではないということを確認するためだからなのです。
  死が消滅・滅亡というネガティブ性だけを絶対のものとするなら、我々生きとし生きるものの時間経過とはネガティブ性にのみ向って生きていることにほかならなくなってしまう。
  そこには「悟り」を生みだす余裕など皆無と思われる。
  ところが瞑想することで、このような考え方から脱却することができるのです。

  来週の教室では、今朝のこのような考えをもう少しまとめて皆さんとお話し合いをしたいと考えております。
  少し長くなりました……。
  そろそろ送氣の時間です!
  またブログでも続きを述べたいものです。
  最後までお付き合い、誠に有難うございました。

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2011年3月23日 (水)

氣の世界

  只今朝の稽古時間ですが、心が乱れていますのでちょっと休みがてらパソコンに向かっております。
  昨夜も15人ほどの方々が集まり、全員で天津祝詞を唱えました。
  今夜も大勢集まり、同じ祝詞を唱える予定です。
  土曜日から始まった全員での祷りは、まず各自の家族に向けての安全祈願と大震災で被害を受けておられる方々、そして亡くなられた方々への祷りです。
  これが終わった後に、各自の友人仲間へ向けての祷りの集いを設けたいと思います。

  今回の大災害の前に、当館の生徒さんの多くに様々な「氣づき」が起こりました。
  「氣づき」はその言葉通り気づくことが大切で、各人に違った形、様々な現象として現れます。
  それに気付いて未然に災いを防ぐことが出来るかどうかが重要なところです。
  生徒さんや私にも様々な「氣づき」が現れました。
  わたしの場合は、7日から11日まで高熱が続いたことです。じつに30数年ぶりの発熱でした。
  「何かがおかしい!」と思い、1月に生徒さん全員に注意したことを思い出しました。「2月末から3月初旬に地震に注意してください。特に3月に雪が降った時は危険です」といったようなことを指示しました。
  この災害が起きてしまった後、何故1月の時点で3月の地震予知ができたのかと生徒さんに尋ねられ困っています。
  何故分かったかと言われても分からないのです。
  ただ、この言葉を発した後に、「あれ? こんな言葉を何故言ってしまったのだろう?」と自分で不思議に思ったのですから……。

  このような世界にたずさわっている方々には、おそらくほとんどのかたに「氣づき」がおこり、後になって「あの現象はこれだったのか! 」と愕然としておられることと思います。
  私の発熱現象のほかに、生徒さんや仲間の方々に起こった現象は次のようなものです。
  ・電気製品、特に携帯やパソコン、TVといった毎日使っている機器が原因不明の故障を起こした。例えば携帯のメール機能で発信済みのサインが出ているにもかかわらず相手に届いていない、パソコンのサーヴァーが飛んでしまった……等々。
  ・同じ夢を何度もみる。特に私の夢を何度もみて大いに心配をかけてしまったMさん、Tさん、Uさん、Sさん、H君、Nさん……、むさくるしい男が夢に出てきて大変ご迷惑をおかけしました。
  ・幻視を見る。Tさんのように私の死の幻視を見てしまった方がおられたのにはびっくりしました。Mさん、Aさんと共にTさんご夫妻が私に談判? にこられたことは驚くとともに嬉しい思い出として心に刻みます。有難うございました。
  ・あり得ない人と街中で遭遇する。Sさんに起きた現象で、今、東京にはいないはずの人に都内で遭遇し、携帯で確かめるとその人は九州にいるという返事をしたという。

  その他多くの不思議現象が起こっており、それらすべてが「氣づき」ではないにしても、驚くべきことではあります。
  精神修行を少しでも行ってきた方々に何故このような現象が多くおこるのでしょうか。
  そのことについては明日にでもまた書いてみたいと思います。
結論からいえば、「二つの世界」を分離して考える訓練ができているから……ということだと思います。
  古神道に「音霊」という概念がありますが、その「音霊」にも絡んでくることで、これからの私たちの考え方にもっと比重を大きくして考えてほしい分野があるのです。

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2011年1月17日 (月)

今年初めての京都

  今年初めて京都へ行ってきました!
  例によって、陰陽眞澄先生とのヤジキタ道中です。
  ところが、名古屋から先は大雪! いつもは30分ほどの名古屋~京都間が1時間半もかかりましたよ。
  しかし京都に着いてみると案に相違して雪など全然ありません。快晴の素晴らしい天気に恵まれて来迎寺にお邪魔しましたよ。
  お寺では、いつもの品川和尚さんの優しい笑顔に迎えられて寒空もなんのその、心からポカポカと暖かくなってきました。
  大勢の方々と「炬燵」に入りながら、和尚さんの話をお聞きしました。
  今回は、直前に出た「寺子屋勉強会」のCDの内容をもとにしたお話ですが、やはりやはり……!!!
  試みに、そのCDの内容を和尚さんに無断で箇条書きしてみますね。
  ・歴史へのアプローチの仕方
  ・今西錦司先生の話
  ・陸軍中野学校出身の今に続くスーパーじいさん達のお話。
  ・進化論と今西先生の棲み分け論の違い
  ・環境問題について
  ・藩によって言葉が違った日本
  ・海外から指摘された日本語の変
  ・祝詞が……
  ・明治にできた新しい日本語・共通語
  ・夏目漱石と正岡子規の功績
  ・日本の漢字が中国へ
  ・中道の深い意味
  ・本当の研究者は底辺から出現する
  ・水だけで生きる研究をした南方熊楠
  ・微生物からエネルギーを造る
  ・毒トカゲからできた糖尿病の薬
  ・小麦のゲノムを解明した日本人
  ・宇宙は何でできているか
  ・人体・宇宙・命の謎
  ・原子核と電子の隙間にはなにがあるか
  ・次の元素の出現は人間の進化による
  ・ビックバーンの前は? 本尊と仏の開眼
  ・人間の意識の影響を受ける量子の不思議
  ・仏教は無意識を主体とする
  ・人間の無意識はどこにあるのか?
  ・無意識と念波
  ・人間の60兆の細胞はアンテナ(内と外)
  ・この世とは……
  ・アプローチを変えたら違うものが見える
  ・曼荼羅と宇宙
  ・理屈より体験・体得・体感・感動・感激が必要
  ・単細胞粘菌の驚くべき能力
  ・単純な難しい疑問?
  ・宇宙の果てにあるもの
  ・変換と還元  etc.etc……

 和尚のレクチャーを受け始めて、もう何年にもなります。
  ところが、その教えの中で重複というものが無いのです。
  常に、初めての教え、初めての知識、初めてのアプローチ……
  新鮮さと驚きは、とてもたとえようもありません。
  これからも、長い時間を頂いて教えの数々に接することになると思いますが、この新鮮さは永劫かわることはないでしょう!

  今回もまた感謝と感激の心を抱いて帰途につきました。
  京都駅を出発するときには既に雪が舞い始めておりました。東京駅到着は2時間遅れの夜11時過ぎ!!!
  特急券払い戻しの窓口には長蛇の列ができておりましたが無視です。
  帰りの新幹線の車中で反芻した品川和尚の教えの幾つかによって、身体中が火照っており、今冬最低温度を記録した外気の冷たさにも何らの影響を受けませんでした……。

  和尚さん、今回も誠に有難うございました。
  奥さまや娘さん、寺小屋の仲間の皆さんにも心から感謝いたします。

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