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2011年7月21日 (木)

蟻……

  今日は台風6号の影響で気功教室は臨時にお休みです。
  夜、久しぶりに時間があったので、スターチャンネルで録画しておいた映画を見ました。実に懐かしい映画で、昭和30年ごろの作品です。
「黒い絨毯」という邦題がつけられたハリウッド映画で、出演はエレノア・パーカーとチャールトン・ヘストンです。
  いやぁ、二人とも若い若い!
  映画はアマゾンを切り開いて大きな農園を経営するまでになった主人公が代理結婚するのですが、二人の感情の行き違いで関係がもつれているところへ、「マラブンタ」が襲ってくるという話です。
  マラブンタとは軍隊アリの大群のことで、この群れが通り過ぎたところは草一本残らないという恐ろしい集団です。
  今のようにCG画像の無い時代ではありますが、かなり迫力のある画像です。マラブンタの群れが黒々と襲ってくる光景がまるで絨毯(じゅうたん)のようであるということで、このような邦題がついたようです。
  この時代はほとんどの映画に「邦題」がついており、我々世代には横文字タイトルよりもしっくりくるようでもあります。
  今回見て笑ってしまったことは、今までこの映画がモノクロいわゆる白黒映画だとばかり思っていたことです。以前見た頃は、我が家のTVはカラー受像機ではなかったのです。
  今回見て、エレノア・パーカーの美しさに感嘆しましたし、アマゾンの風景の美しさにも心を打たれました。

  この映画のもう一つの主役、アリの姿を見ていて子供のころを思い出しました。この作品の古さも、子供時代を思い出す原因の一つかもしれません。それは、私の育った田舎に伝えられた伝説とも関係があります。

  わたしの田舎に次のような伝説が残されております。
 ・・・・・・千年以上の昔、この地方に三本足のカラスが現れては住民たちを悩ませておりました。(ちなみに、三本足のカラスとは中国の神話では太陽に棲むといわれ、高句麗国の道教や日本神道でも古来「三」は太陽を表す数と言われてきた)それをみかねた朝日某という武将が強弓で射落とそうとした。第一の矢を放ったが落とせず、第二の矢を放ってようやくその怪物を射落とすことが出来た・・・・・・。
  この弓を射た場所は現在一の矢神社、二の矢神社となって現存しています。その時カラスの腹から「玉」を取ったので、この地を「玉取」と呼ぶようになったということで、わたしの家族の住むつくば市玉取の地です。
  その「玉」を納めたところが「玉蔵院」と今も呼ばれる神社なのですが、この後も災いが絶えなかったのでこの「玉」を移し替えました。その地を「玉塚」と呼び、私の実家から200mほどのところにあります。
  ところが、この地は雨が降っても濡れることなく、この地を耕す人が代々白血病で亡くなるということが続いたので今では誰も耕さず、荒れ地になっております。
  この地の隣接地からは縄文土器やハニワなどが多く出土し、地元の小学校に収められております。

  私が小学校低学年のとき、この地を発掘調査していた「別当さん」という先生がおりました。好奇心の強い私はたびたび学校をさぼり、別当さんの調査を見学に行ったものです。
  その時の印象で一番覚えているのが、巨大なアリなのです。子供だったから巨大に見えたのか、それとも本当に巨大だったのか・・・・・・、今ではもうわかりません。ただ、自分の親指ほどの巨大なアリが沢山いたということだけは、鮮明に記憶に残っているのです。不思議なことですね。
  「別当先生」に何かの本をいただいた記憶もあるのですが、定かではありません。(実は、少し覚えているのですが、それを言うとウソのような話になってしまいます)

  一つの映画を見て、こんな子供時代を思い出すということも不思議なことではあります。
  今度田舎に帰ったら、一の矢神社から玉塚まで、写真を撮りながらずーと歩いてみようかと考えております。その時は勿論、ガイガーカウンターも持っていき、「玉塚」の放射能測定もしてみようと思います。
  土に触れた人が白血病になるというのは・・・・・・、もしかしたら!?。
  その写真などは、またブログで報告いたしますね。

  どうです! 地名をすべて網羅した、あまりにもよく出来た伝説ではありませんか?
でも、これは私の創作ではありません! いばらき新聞社発行の「筑波山」という、40年ほど前に出版された本にはもっと詳しく書かれております。この本は、今でも地元の本屋さんには置かれているので、興味のある方は取り寄せて読んでみてください。

  このように、その地方ごとの面白い伝説が数多く存在しているのが日本。そんな歴史の力を持つこの国は、絶対に立ち上がるはずです!

  そうそう、なでしこジャパンで沸き立っている日本サッカー協会のシンボルマークも、この三本足の烏、ヤタガラスでした!

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