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2011年4月17日 (日)

大地震の爪痕

  北茨城から帰ってきました。
  TVなどの映像で見たものと、実際に目の当りにした光景ではショック度がかなり違いました。
  あまりにも悲惨な場所は写真を撮る事さえもはばかられ、ただ茫然と見ているだけです。
  自然災害のあまりのすさまじさにただただ立ち尽くすだけです。
  災害の酷さを皆さんに見ていただこうと、かなりの写真を撮るつもりでいたのですが、結局当たりさわりのない範囲での撮影しか撮れませんでした。酷いところは吐き気がしてくるのです。
  今は、一日も早い復興を願うばかりです。

  水戸を過ぎ、北関東道路に入ったあたりから、高速道路は波のようにうねってきました。それでも応急処置をしたのでしょう、そこかしこオーヴァーレイされた路面が続きます。もちろんスピードは危険すぎて制限されております。盛土地域では暗渠との段差が激しく、車酔いなどしたこともない私の娘が酔ってしまったほどでした。北茨城に近ずくにつれ、80キロ制限が50キロ制限と高速道路とも思えないスピードで走らなければなりません。那珂川を過ぎたあたりから、道路から見える家々の屋根は青いビニールで覆っているのが目立つようになりました。
  地震で屋根がやられたのでしょうか……。
  海辺に出てみると、数隻の船はまだ陸に残されておりましたが、津波によって破壊されたものはほとんど撤去されております。
  しかし、以前海の家が立ち並んでいた場所は大きな砂浜だけになっております。海岸の護岸ブロックを見ると、ざっくりとひびが入り、津波のエネルギーの凄まじさを感じます。
まるでアメのように曲がった道路の崩壊は、これからの復旧作業の困難さを思い知らされます。
  それ以上の光景は語る事さえはばかられる感じがします。

  しかし、道行く人々の表情は既に落ち着きを取り戻しているようなのです。
  達観しているとでも言うのでしょうか。
  困難に遭遇した方々の強いエネルギーを感じて、心が熱くなりました。
  日常の生活を営んでいるような雰囲気で犬の散歩をさせている人とすれ違いました。
  微笑んで、会釈を交わしてくれました。もう、何も言えません……!
  お互いに頑張りましょう!
  その方はそう言っているような、落ち着いた表情を見せて歩いていきました。

  しかし、陥没した道路脇に建てられた「国木田独歩」の碑の言葉に、しばし絶句せざるをえませんでした……。

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