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2010年3月 5日 (金)

「もったいない」と「みっともない」

 昨日は、実に面白くも素晴らしい一日になりました。
午後から来客がくるわくるわ、てんてこ舞いの嬉しい悲鳴を上げましたよ。
中にはとんでもない話をもたらしてくれた方までおり、思わず心の中で「陰陽さん、どれがもう一つの仕事なのですか!」とつぶやいてしまいましたよ。
今日来た仲間の一人にその話を振ったところ「先生、その話は他の人には黙っていた方が良いですよ」などとまで言われてしまいました。
あまりにもリアリティがなさ過ぎる話ではありましたけどね。

 来客の最後は、以前、北海道からの帰りに旭川空港で会い、羽田で痛飲した同級生の彼でした。
私の人生のなかで好きな男を挙げるとすれば、これからも多くの男と知り合うことでしょうが、必ずベストテンに入ってくる男なのです。
一口に言うと「サムライ」・・・かな?
昔から妙にウマが会い、いつも遠慮のない言いたい放題の会話をして楽しんできた仲なのです。
昨夜も、大いに盛り上がりましたねぇ。

その会話の中の話題の一つ。
オリンピックの国母選手の服装問題!
そこから派生して、今流行の女性のお尻が見えそうなほど浅いズボンの話題になりました。
私の見解は、背中の一部を外気にさらすことは、他の衣服で覆われた部分との温度差の関係で、健康にいささか不安を感じるということぐらいなのですが、彼の見解はそれだけにとどまりません。
曰く、「みっともない!」
そこから、服装問題を飛び越えて、今の日本人がいかに「みっともない」行動を平気でとる様になってしまったのかという、彼の「ナゲキ」の独演会が始まりました。

 まぁ、その話の面白いこと、面白いこと・・・!!
「みっともない」という言葉の語源から始まって、みっともないとは誰に対してみっともないのかという話まで。
彼は彼なりに、日頃から鬱積するものがあったのでしょう。
「みっともない」とは、世間に対してみっともないのだと言います。
その世間がだらしないから、みっともない行為を平気でするようになってしまったのだと言います。
そこで、私が世間についての浅学を少々語りました。
もちろん、受け売りなのですがね(苦笑)

 仏教用語的にいう世間には、三つあるとされています。
1、この世の人々を指す。(世間に申し訳ない等と言う場合の世
  間。衆生世間ともいう。)
2、衆生世間を抱え込んでいる環境、器としての世間。器世間と
  もいう。(世間広しといえども等という場合の世間。国土世間
  ともいう。)
3、五蘊世間(五蔭世間。五陰ともいい、私たちの身体を形作っ
  ている五つの構成要素。)

 都々逸にも、♪三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい♪などと謡われるが、この場合の三千とは、三世間と十世界と十界と十如是を懸けた数のことである等々、偉そうにウンチクを語ったのですが・・・。
 
 この三つのうちのどの世間のことだと尋ねると、驚いたことに彼は1と2であると答えたのです。
博学の彼は三千世界のことを知っておりました。
参りました!ギャフンです。
以降は彼の言のまま・・・。

 「もったいない」という言葉が、マータイ氏によって認知され我々もエコについて考える要素になったように、「みっともない」をもっとアピールすべきだとまで言います。
ハーイ!賛成でーす!(笑)
もっともっと「みっともない」をアピールしましょう!(大笑い)

 まぁ、女性のファッションについてはともかく、彼の論のいくつかには大いに頷かせられる面も多々あり、各論一部異議あり、総論賛成というスタンスで盛り上がったのでした。

 「武士は食わねど高楊枝」を実践しているような彼の生き様が嬉しくて、実に楽しく、面白い一夜を過ごすことができました。

皆さん、素晴らしい仲間達に恵まれ、私の人生かくほどに楽しい時間が多くもたらされておりますです・・・はい。
誠に、有難うございます!

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