« 新たな交流 | トップページ | 春風京都 »

2010年3月13日 (土)

シンクロニシティ―1

 またまた、独断的、独善的、それこそ独りよがりの珍説、迷説、世迷言を書き連ねてまいりますので、ご批判、中傷、誹謗、嘲りの反応を期待しております。

 今回は、シンクロニシティ現象について考えてみます。
不思議な偶然の一致現象が多々起こることを、超心理学の分野で名を成していたフロイトが、「共時性(シンクロニシティ)」と名ずけたと聞いております。

 世の中で起る出来事は、「因果律」つまり何らかの原因の作用により、結果として何らかの事柄が起るという現象によって成り立っております。
この世のほとんどの出来事は、この因果律に沿っておこることが一般的なのです。
たとえを引くまでもなく、この因果律の法則はほとんどの人が「常識的」に受け入れているに違いありません。

 ところが、現実にはこの法則とは全く異なり、ある二つの出来事が恐ろしいほどの一致をもって起る場合が多々あるのです。
ほとんどの人が、この驚愕すべき出来事の経験を持っているのではないかと思います。
私の場合も、この不思議な偶然の一致の数々に驚かされてきました。

 私の人生の驚くべき偶然の一致を少しお話致しましょう。
もちろん、わたしの経験した空恐ろしいような偶然の一致を全て語ることは、それこそ多すぎて不可能です。
それだけで一冊の本が出来てしまいそうです。
(書き記しておきたい思いも多少ありますが・・・)

 まず私の記憶のハジメは、西方寺という時宗のお寺で「長 微弦」和尚に、お経や論語、その他の知識を教えられていることからなのです。
この寺子屋教育は中学二年生まで続きました。
私の時代には、まだ幼稚園すらありませんでした。
現在のように、保育園から教育するなどということは想像すら出来ない、終戦の混乱期だったのです。
そんな時代に、一般の子供達と異なり「寺子屋教育」を受けていた私は、かなり変なマセタ子供でもありました。
中学二年生の時、長和尚が亡くなり、それからは普通の人間として暮らしていました。
ところがそれから丁度20年目、「気功」という世界に触れることが起りました。
そして最初の師と離れて一週間もしない時、中国人の師「劉 備厳」先生に出会い、ますます気功世界にのめり込んでいくことになりました。
師の認可を受け、都内に道場を構え生徒さんを取るようになった頃、私自身の身に不可思議な現象が多発し始めました。
それどころか、私の教えている生徒さんの身にも不可思議な現象が起きはじめたのです。
とまどい悩んでいるときに、熱田神宮や石切剱葥神社の宮司で古神道の大家、「小林美元」先生と出会うのです。

 不思議なことに、私の人生のターニングポイントとも言うべき重要な時期に現われた3人の師の名が、字こそ違うものの、音は三人とも「ビゲン」なのです。
それほど一般的とも思われない「ビゲン」という名が一致しているのは、本当に恐ろしいことのような思いがします。

 またある時、私の敬愛する先輩であり、失礼ながら人生の畏友と思わせていただいている池田先生が突然来られ、手紙を読んでいただきたい、と分厚い封書を置いていきました。
忘れもしません、3年前の7月7日の出来事です。
いぶかしんで封を切ると、中身は一枚の手紙と手の切れるような100万円の束です。
驚いて手紙を読んだのですが、文面はいたって簡単に「わたしの気持ちを表す方法が見つかりません。言葉に出すのが苦手な私の心を汲んでどうかお役に立ててください」とあるばかり・・・。
その時、池田先生とはわずか二度目の出会いにすぎません。
このお金をいただいて良いものかどうか・・・、真剣に悩んでしまいました。
いただくかどうか、決心がつかないでいた次の日、7月8日、私の道場を古い知り合いの後輩である夫婦が訪ねてきました。
顔色も悪く、何か思いつめたような雰囲気に気付き問い詰めますと、不渡り手形をつかまされ、経営する会社が倒産の危機にあるというのです。
驚き、その金額を聞くとなんと2千万円というのです。
その金繰りに上京し、目的を果たせず傷心の心で帰省する途中、私のことを思い出し立ち寄ったというのです。
金額の大きさに絶望的な心地で詳しく話を聞いてみると、なんとあと90万円が足りないだけだと言うのです。
しかしながら、すべてのツテを歩き尽くした結果でもあり、もうこれ以上は到底無理と覚悟し、援けられたお金も明日から返済して歩くのだというのです。
なんということでしょう!
・・・その足りないお金は、偶然私の手元にありました。

 後日、池田先生にワケを話し、二人して泣いたことが人生の宝となりました。

 このような考えられない偶然の一致が、人生の不思議なポイントでたびたび起ります。

 それではなぜ、このような通常の因果律とはかけ離れた現象が起るのでしょうか。
私の気功教室の目的の一つに、シンクロニシティを狙って起す気功法というものがあります。
因果律を超えた出来事、なおかつ両者に関連した重要な意味があり、そしてさらにその出来事が望ましいものであること・・・。
このようなシンクロニシティを起すことで、人生に幸運をもたらす事ができるのではないかというのが、わが師劉先生の考えにあったのです。

 シンクロニシティ―2では、通常の因果律とは逆の、このような現象が起ることについての幾つかの理論付けと、幸運をもたらす劉式シンクロニシティの起し方について述べることにいたしましょう。

 長々とお付き合い、有難うございました。

|

« 新たな交流 | トップページ | 春風京都 »

浅学書き散らし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141352/47796210

この記事へのトラックバック一覧です: シンクロニシティ―1:

« 新たな交流 | トップページ | 春風京都 »