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2008年5月 9日 (金)

古代東洋哲学と最先端物理学

 天を見上げれば青空が広がるように、天から地球を見れば青く見えるだろう。
荘子の著作とされる「荘子」の「逍遥遊編」にある言葉である。

天之蒼蒼其正色邪 其遠而無所至極邪 其視下也亦若是則已矣

(空が青いのはその本来の色なのだろうか、それとも空に果てしがないからなのだろうか、とした後に、地上を見れば空の青さと同じように見える、と述べる)

 外から見た地球は青く見える、という概念は、ヴォストークで人類初めて宇宙から地球を見た旧ソヴィエトのガガーリン宇宙飛行士によってもたらされた。
それまでは、SF映画の中でさえ、地球が青く見えるという概念はなかったといわれている。
しかしながら、それよりはるか以前に「荘子」はこの概念を持っていたのである。
このほかにも、東洋思想の中には現代科学がようようたどり着いた概念がそれこそ数多く遺されているのである。
「易経」におけるDNAとの不思議な関連などは戦慄するほどである。最先端科学の旗手ともいうべき量子力学を研究する物理学者の多くが東洋思想にのめりこんでいくということもむべなるかなである。

 先日、書店に行ったところ「高次元」についての記事を特集した雑誌「Newton」が目に付きました。
以前、「第五の次元」の存在を証明した、ハーバード大学のリサ・ランドール博士の記事を興味深く読ませていただいたことがあったので、さっそく購入し読んでみました。
その中に、驚くべき記事が掲載されておりました。
それは、現在、スイスのジュネーヴの地下で建設されている巨大な粒子加速器についてのものです。
加速器そのものは、日本でも「つくば」の高エネルギー研究所に設置されており、これまでの数多くの実験によって様々な成果をあげてきましたが、スイスの加速器は規模がまるで違います。
なんと、一周の長さが27キロメートルもあるというのです。
この世界最大の加速器「LHC」では陽子を光速の99.9999991%まで加速させることができ、このとき陽子が持つエネルギーは約7兆電子ボルトに達し、これほどのエネルギーを持つ陽子をつくりだすのは人類はじめてのことだというのです。
実験は、この超高エネルギー陽子と陽子を観測装置の中で正面衝突させるというものです。その結果、「第五の次元」が存在するならば、エネルギーの減少が観測されるということです。
いうなれば、我々の存在するこの次元から「第五の次元」に干渉するという実験なのです。

 ランドール博士が証明する以前から、東洋思想知識では、別次元の存在を当然のごとく認識しておりました。
それどころか、私たちの修業する「龍道功」においてさえ、その行の瞬間に別次元の存在を感じることが出来ます。
さらに、先日わたしが会得した「九元レイキ」では、別次元の存在は大きな要素となって感じてさえおります。

 しかし私が恐れるのは、この我々が存在する次元と別次元とは、不即不離の関係にあるのではなく、互いに干渉する関係にあるということを教えられてきたからなのです。
我々の次元の現象は別次元においての干渉となりえるのです。
勿論、逆に異次元からこの次元にも同じように干渉がおこります。
スイスにおける実験では、「第五の次元」における影響については考えてすらおりません。
科学の進歩は、人類に多大の貢献をしてきました。
そのことについての異議は毛頭ありません。
しかし、昨今の自然環境にたいする影響等で、その貢献についても疑問符がつき始めていることも確かなのです。
もちろんこれは私の杞憂にすぎないかもしれませんし、そう願ってもおります。
ともあれ、私は今本年中に行われるであろうスイスでの実験を固唾を呑んで見守っております。

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