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2008年4月23日 (水)

赤面人生

 人生、長く生きていると恥多くなると言った先人がおりましたが、まさにその通りで、私なども間違いや赤面することの多い人生を歩んでおります。
以前、このブログで隠し意味の短歌を紹介したとき、和歌の言葉そのものは記憶があいまいであると書いておきましたが、先日田舎に帰り書庫を漁っていたとき、偶然その短歌の記事が書かれていた書を見つけました。
なんと、和歌の言葉ばかりか作者まで間違っておりました。
赤面の至りです。
改めて正しい短歌を書き込みます。

 この和歌は、徒然草で知られる「吉田兼好」と和歌四天王と謳われた「頓阿」のやり取りした歌でした。
兼好法師が親しくしていた頓阿に次のような和歌を送りました。

  夜も涼し  寝覚のかりほ  手枕も 
      ま袖も秋に   へだてなき風

  (秋の夜は涼しい、目覚めると手枕をしている袖に風が吹き付けてくるよ)
この句は暗号になっていて、五七五七七の頭の字だけを読むと「よね(米)たまえ」という意味が隠されており、各句の最後の字を後ろから読むと「銭も欲しい」という意味が隠されております。
これに対して、頓阿は次のような歌を返しました。

   夜も憂し  ねたくわが背子  はてはこず
        なほざりにだに  しばしとひませ

  (秋の夜長はつらい、あなたがこないのでよけいがっかりだよ、義理にでも、すこしでも訪れてほしいものだ)
この返句にも暗号が秘められており、同じように読むと「米は無し」「銭少し」という語が隠されております。
なんとも優雅で風流なやりとりではあります。

 いやはや、字句ばかりか作者名まで記憶違いとは・・・。
このような間違いはおそらく氷山の一角なのかもしれません。
出来るだけ勉強して、このような間違い、勘違いを減らしていこうと思っておりますが、私のことです、また多くの間違いを犯すことでしょう。ゴメンナサイ。      

 

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