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2008年1月22日 (火)

神示と神言 1

 以前、「神示」と「神言」には明確な違いがあるということを述べました。
今日はそのことについて少し語りたいと思います。
今日だけで全てを語ることはできないので、(1)ということにします。
今、このことについて語る気になったのは、昨日重度の病に伏せる師の姿を見たことに影響されている部分が、大いにあると思います。
 人の生死、それが神示と神言の違いに大いに関係してくるからです。

 人が生きているということ。死ぬということ。その違いはどこにあるのでしょうか。
死んだ人は、個として他の個に影響をおよぼすことはありません。だから死とは去る個ではなく残された個にあるという言い方をする人もいます。
いま生を得ている我々にとっての死とは、意識をしないことであるとも考えられます。
「心」がある時と言いかえても良いかもしれません。
ところで、心とは何でしょう?
この問いが、神示と神言の違いの三つの要素の内の一つです。
心という言葉は、私たちの日常で頻繁に使われていますが、未だ「心」を説明した素晴らしい論に出会ったことはありません。五感を使って外部の情報を得た頭脳がそれらを材料として分析、判断したものだという論がありますが、それは想念であり、頭脳の活動、感情、潜在意識などが心に反映したものでしょう。
 私の敬愛する兄で瞑想法の師でもある H 社長は「心を解明できないままの瞑想では、真の価値は半減する」と言われます。心という存在を解明することが瞑想のための前提となるのであれば、今まで「心」を納得できるように解説しているものが見当たらないというのも不思議といえば不思議なことだ、ともいいます。面白いことに、「心」の解明度という点では、心理学や相当進んでいる大脳生理学のようなアカデミックな分野においても同様なレベルであるということです。

 古神道の行法の一つに「六方拝」というものがあります。
この行法を行うとき、修行者は己の心を、五方向からの中間に置かなければならないとされています(五方向とは東西南北天地であり、その全てに意味合いがあります)。H社長の言を借りて云えば、外界からの情報を受けた五感(嗅覚・聴覚・味覚・触覚・感覚)によってもたらされる頭脳の働きや感情(潜在意識も含めて)などの顕れ、いわゆる肉体生命から発する”想念ーA(空想、妄想も含む)”と肉体生命の対極、その内奥に存在する叡智から精神を経由してもたらされる理知、直観智の顕れといえる”意識”ーBとの間に置きます。
 仮にAをマインド、Bをハートとして考えてみてください。
マインドは私たちの定め、誕生から死にむかって生きている間だけの感覚、感情と考えるならば、そして「死」が消滅、破壊、だけを意味するなら私たちはとてつもないネガティブ性のなかに生きているということにほかなりません。懸命に生きて、その到達するところが消滅とは・・・。
その消滅経過は時間によってもたらされます。とするならば時間こそネガティブ性の根源であるということも云えるかもしれません。(もし、時間が絶対のものであるなら・・・。)マインドはこのようにネガティブ性を内包した「心」です。
 一方、ハートは前述した五感を滅することによってもたらされる「心」です。
五感を滅することが出来たとき、内奥からもたらされる波動。それが仏教でいう観音力、明王力あるいは如来であり、古神道では「神言」として「心」に語りかけてくるものです。
私はこのハートの波動を「異次元の流れ」と呼んでいます。人それぞれ言い方はあるのでしょうが、私にはもう一つの別次元の流れとしか思えません(悟り、目覚めといった言い方もありますが)。
異次元と云ったのは、その流れでは時間というものが絶対ではないからなのです(現在ではアインシュタイン博士の理論によって時間は絶対的なものではないことが証明され,またハーバード大学のフォスター教授によって五次元時空の存在が証明されていますが)。
だからその異次元ではネガティブ性は否定されます。

 私たちが古神道から学ぶことは、その異次元、いわば個々の内奥から発せられる「波動」を感じることです。
幸い私は完全とは云えないまでも、もう一つの「異次元の流れ」を感じることが出来ました。私に出来ることは万人に出来ることです。ひとつには信じることです。我々は決して「ネガティブ性」だけをもって生かされているのではない、ということを・・・。

 今回は、三要素の一つだけ、表面的すぎるかもしれませんが述べました。この要素についての詳しいことは教室の時間にまたお話いたします。そして「ハート」の道にいたる「方法」をお教えしたいと思っています。
あとの二つの要素と「神示」については、また次回述べさせていただきます。
長々とお付き合い、誠に有難うございました。
 
 

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